たまに、めちゃくちゃ太い鼻毛が抜けることがあるじゃないですか。
あれ、ひじきらしいです。こんにちは。
そんなことはまあよくて、突然ですがみなさん、””宝物””ってありますか??
子供の頃はそのへんに落ちてる石、なんかいい感じの棒、河川敷で拾ったエロ本なんかを宝物にしたものですが、おとなになるとなかなかそういうものってないですよね。
子どもが描いてくれた絵とか、手紙とかは、それこそ”絵に書いたような”素敵なご家族だったら宝物にするかもですけど、うちの子は昔から、シャシャシャ~~って描いて、はい!どうぞ!!みたいな感じだったんで、まあ宝物にするには雑か…と思ってせいぜい候補止まりです。
そんな宝物の話なんですが、こないだ仲良しのみんなで飲んでいたときに、ふいに先輩であるコウイチさんが、
「おれ来月に10-FEETのボーカルに会うんや~」
みたいなことをサラッと言うんですよ。
ファッ?!!!!いまなんて???????
10-FEETのボーカルに会う?????TAKUMA???????あの?????????
「商工会のイベントのゲストで呼ぶらしくて、会うねんけど、結構有名やんな?」
いやコウイチ~~~ッ!!!!!(先輩)結構有名やんな?じゃねエ~~~~~~!!!
神!!!!!!唯一神!!!!!!!!京都の、いや日本の誇りじゃいッッ!!!
とはさすがに言わず、いかにぼくが10-FEETの楽曲、MC、生き様、ライブに救われたかを説明したんですよね。
そう、ここでもあんまり言ってないんですが、実はぼく、10-FEETが大大大大好きで、一番ライブに行ったバンドなんです。
コウイチさん自体はそこまでファンではないらしく、
「RIVERの人やろ。あったらよろしく言っとくわ~~」
くらいに言うから、
いやコウイチ~~~ッ!!!!!(先輩)
ぼくの大好きなTAKUMAに会うのに、リバーの人だの、よろしく言っとくわだの、失礼すぎるだろッ!!!
今すぐ帰って全曲100回ずつ聞いて予習してこんかいッ!!!!!!!!!!!!!!
とは言うわけなくて、コウイチさんの手をギュッと握って、
「コウイチさん、お願いですから、サインを貰ってきてください。宛名はゆうと、みきでお願いします。嫁も大好きなんです。どうか、どうかお願いします」
と伝えて、色紙とペンを渡して、それから1ヶ月後、現場にいるコウイチさんからLINEが・・・
おいおいおいおい…
嘘っていってくれ…
いやタクマちっか!!!!うらやまし!!!!!!
けどほしいのは、コウイチさんへのカメラ目線じゃなくて、ぼくへのサインなんだよな……
で、もうこれ無理か~と思って、諦めムードでホゲ~っとしてたら、二次会に行っているコウイチさんからLINEがきて、
うお~~~~~ッ!!!やばすぎッ!!!!可能性あるやろこれッ!!!!!!!
もう居ても立っても居られず、リビングをスマホ片手にウロウロしてたら、写真送られてきて。
ギエ~~~!!ツーショットえぐい!!!!!場所代わって~~~~!!!!!!
え待って!!タクマ!!!!手に!!!!白い四角のもん持ってる!!!!!!??????
これおま!!!ワイの色紙とちゃうんかエ!!!!!!!!!!!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
コウイチッ!コウイチッ!コウイチッ!
コウイチッ!コウイチッ!コウイチッ!
いや後半の巻き返しやばすぎる!!こんな大逆転、マリオカートでしか見たことないで!!!!!
そして後日、ついにそのサインが我が家に・・・・・!!!!
ピエ~~~~~!!!!エグゥ~~~~~~!!!!!
ちゃんと名前入ってるェ~~~~!!!!!!!
いやほんと、コウイチサン…呼び捨てしてスミマセン…ダァイスキ♡ウヒヒ♡
まじでたまたまぼくが10-FEET好きで、車屋の集まりでコウイチさんと知り合って、気があって仲良くなって、そんなコウイチさんが商工会の役員になって、あの時期に飲み会をしたから、奇跡がつながったんですよね。
人生、群像劇すぎる。恩田陸の小説か?????
そしてコウイチさんのコミュ力というか、行動力にも脱帽&大感謝。
普通、どれだけ可愛くてセンスよくて髪型オシャレでメガネが似合ってブログも面白くて人としての魅力が有り余ってる後輩(いやそんな…照れるな…ヘヘ…)の頼みでも、隣にTAKUMAがいたら恐れ多くて喋れないし、ツーショットもおろか、サインなんて頼めないです。
しかしコウイチさんはできる!!そこにしびれる!あこがれるゥ!!!
んでこの日、ぼくのために、準備中もアコースティックライブ中も移動中も打ち上げ中もずっと色紙&ペンを持ってチャンスを伺っていてくれたらしく、まじで優(やさ)先輩すぎる。
もう死ぬまで一生ついていきます。パチスロと競馬以外だったら・・・・笑

(コウイチさんとパチスロに行った話)
妻ももちろん大喜びで、
「一生コウイチさんの家に足向けて寢れんわ…」
っていいながら普通に足向けて寝てました(ベッドの置き方の都合上)
というわけで、子どもがシャシャシャ~と描いた絵は候補止まりですが、タクマがシャシャシャ~と描いたサインはうちの家宝になりました。
シャシャシャ~~の一筆に乗る””人生の深み””があるんだよな。
そしてそんなサインを貰ってきてくれたコウイチさんは国宝です。
うちの子も将来、誰かにサインをねだられるくらいの深みがでたら、あのときの絵も”候補”から”宝物”に昇格させようと思います。
それまでは大事に押し入れにしまっておくからね。
終わり!