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スバル サンバー 加速不良修理

投稿日:2016年5月19日 更新日:

こんにちは!
サンバーが朝一で坂が登れないくらい力がないというので預かりました。

プラグを外してみると、4本とも真っ白になっています。

画像はNGKのサイトから勝手に取ってきました
プラグいっぱい買ってるんだから許してよね!

上図にあるように焼けすぎの原因はこれだけあるんですが、症状と合わせて考えると、
今回の車は空気に対する燃料が少ないのではないかという考えに至りまして、
キャブレターの掃除と調整をしてみることにしました。

エアクリーナーのダクトを外して、そこからキャブの洗浄剤で掃除をします。

泡がだんだん茶色い液体になって出てきました。

掃除の後はキャブの調整!

チョークの開き具合やアイドリングの高さなどをエンジンをかけながら調整します。

冷間時ではないので最初の症状は確認できませんが、加速、吹き上がりが預かった時よりよくなった気がします。

試運転後にプラグを確認すると、ええかんじの焼け具合になっていました

明日の朝もう一度試運転をして、問題なければ納車したいと思います!


そして次の日、試運転をしてみたら普通に問題ありました…

やっぱり朝のエンジンが冷えているときはぜんぜん加速しないのです。
少し走って温まったらめちゃくちゃ調子いいので、やはりキャブのオートチョークでしょうか。
改めてエンジンを確認していきます。

父がここ怪しくない?と指差したのは燃料の量を調整するソレノイドバルブ。

ビス2本で止まっているだけなので、外して動作を確認します。
バッテリーから直接12V加えてみると、うんともすんともいわず
これはもう間違いないっしょ!ということで部品を取り寄せました。

新しい部品はバッテリーから12Vかけてみると、中の電磁石が動いてバネの先が縮みます。
この動きで燃料を調整しているんですね。
よしよし、早速取り付けて試運転しよう・・・と思いましたが、外は暑いくらいの気温だったのでまた1日寝かしまして、
今朝肌寒いうちに乗ってみたら、全然問題なく運転できたので納車させて頂きました

最近の車はコンピューターで制御されていて、診断機を使えばすぐ故障場所がわかることが多いのですが、
今回のように診断機を使えない車でも、すぐに故障も見つけられるように勉強していこうと思わされた修理でした。

ではまた!

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