もう気づいたら10月なんですが、普通にTシャツ短パンサンダルの、夏3点セットで過ごせてるのどない??????
秋服全部捨てたろか???????ええ????????
とかなんとか言うてますけども、今日はそんな暑さをふっとばすような、ぼくが本当に経験した怖い話を、昔の下書きからお送りします。
だってもう書くことがなにもないんです。
これがほんとの”怖い話”ってね・・・へへっ・・・
とかなんとか言うてますけども、ホラーが苦手な方も恐る恐る見て下さい。
本当は全然怖くないです(ネタバレ)
言うてますけどもって、漫才みたいでいいですね。
ほんとにあった怖い話 ”ラブホテル”
※画像はイメージです。
あれはもう10年ほど前になるでしょうか。暑い夏の夜だったと思います。
友人の家から自宅まで、人通りも車通りもない静かな府道を、ひとり車で走っていたときのこと…
静かで暗い道がしばらく続き、手持ち無沙汰だったぼくは、なにげなく鼻に指を入れてみたところ、おおきな鼻くそがあることに気づいたんですね。
周りからは見えないし、車には自分しか乗っていないから、おもむろに鼻をほじり、なんとか鼻くそを取り出そうとしたのです。
これがなかなかの大物のようで、一筋縄ではいかず、ハンドルは右手でしっかり握りながら、左の手で一生懸命鼻をほじり続け、ようやくしてとてもおおきなヌシ鼻くそを摘出することに成功しました。
このときは車内にティッシュも置いておらず、そのまま手に付けておくのも忍びないので、窓の外へ捨てることにしたんですね。
鼻くそを左手から右手へ移し、きれいな方の指でパワーウィンドウのスイッチを押して窓を開け、外へピンッと弾き飛ばします。
なかなかしぶとく指についていましたが、何度も指ではじき、右手についていた鼻くそはようやく、夜風とともに闇の中へ消えていきました。
そして車を走らせること数分後。
この道沿いに、昔ながらの古びたラブホテルがあるんですけど、誰もこんなところに入らないんじゃないかっていうくらい、薄暗くて、昼間でも不気味、それなのになかなか潰れない、不思議なホテル。
この日も前を通ると、満室を示す赤いランプがぼんやり、怪しく光っていました。
ちょうどそのホテルの前を通り過ぎたくらいで、ボクはふと、左手に違和感を感じたのです。
なにか、ある、、、
なんだろうこれは。固いような柔らかいような、少し湿っているような、乾いているような…
もしかして…
いやそんなはずはない、だって鼻くそはさっき、たしかに…
落ち着け、よく考えろ、さっき確かに左手にあった鼻くそは、右手につけて、更に窓から外へ飛ばしたはず。
2アクションもかけて捨てたはずなのに、じゃあ今左手に”ある”ものは…?
確かに飛ばしたはずの鼻くそは”ゴースト鼻くそ”だったっていうのか…?
もしくは飛ばした鼻くそが本物だったとしたら、今左手についているものはなんなんだ…???
怖くなったぼくは急いで車を止めて外に出て、車のヘッドライトと遠くでぼんやりと光るラブホテルの明かりを頼りに、左手についた鼻くそらしきものを、道端の雑草になすりつけ、家路につきました。
そして今でも鼻くそをほじるとき、思い出しては考えるのです。
雑草になすりつけたアレは、果たしてなんだったんだろう・・・
そして、ほとんど車が通らない道にあるあのラブホテルが、満室なことなんてあるのか、、、??
ってね。
ギエ~~~~~~~!
きったねー話~~~~~~~ッ!!!!!!!!
怖さより汚さが勝って鳥肌です。
「ってね。」
じゃねェ〜!
いやほんと、下書きのままにしておけばよかったですね。
というわけでおわりです。