すっかり秋の気配を感じるようになりましたね。こんにちは。
そんな秋晴れの土曜日は保育園の運動会でした。
二人のムスメの普段見られない、一生懸命走ったり踊ったり、友達と無邪気に遊んだりしてるところを見るとなんだかうるっときちゃって、
「なんか感動するわ…」って嫁に言ったら、
『私は年長さんの開会宣言で泣いたで』
って言ってて、いや全然関係ない子供で泣くなよってね。涙腺がバグってるやつがいました。
保護者が参加する競技が綱引きとパン食い競争の2つあったんですけど、””人目気にしすぎチャンピオン””のぼくら腐れ夫婦はそういうのには一切出ないって決めてるんで、先生に見つからないように隠れてて。
しかしながら種目の中には子供と一緒にするやつもあって、イチカの組はしっぽ取りだったんですね。
こればっかりは流石に隠れてるわけにもいかないし、嫁との協議の末にぼくがしぶしぶ出ることに笑
イチカに「パパ絶対頑張ろうね!」なんて言われちゃったもんだから、そうなったらパパがんばっちゃうぞ〜!みたいになるじゃないですか。
どうせ出るならいいところを見せたいし。
しっぽ取りっていうのは自分のお尻にしっぽをつけて、それを子供と手を繋いで両チームで取り合うんですね。
『見ときよ!パパが持ちきれんくらい根こそぎしっぽとったるでな!』ゆうて張り切っちゃって。
しっぽに関してはモンハンで慣れてますからね。部位破壊は俺に任せろ。
んで開始の笛の音でブワァ〜〜って走っていって華麗なステップで敵(保護者)の攻撃をかわし、敵チームのしっぽを二、三本毟り取ったとこで、どや😎ゆうてパっとイチカ見たらまさかのギャン泣きw
どうも手を繋いだまま思いっきり引っ張っちゃってたみたい。いっけね、完全にぼくの中の狩人の血が騒いじゃったな。テヘヘ。
そこからは戦場のど真ん中でただただ娘を抱っこしてあやすだけの時間。ぼくのことは子連れ狼と呼んでください。
は?
そんでこれがまた周りのみんなが気を遣って、ギャン泣きしてるのを宥めてる間、意外と僕らのしっぽは取られないんですよね。
そんなイチカの涙を犠牲にして、我がチームは圧倒的勝利を納めたのでした…いややり口が諸葛亮孔明じゃん…
夜にお風呂で、
「運動会どうだった?」
って聞いたら、
『楽しかったけどしっぽ取りはパパのせいで楽しくなかった』
って言ってたんで、
「まあそんなこともあるよ!」って言っときました。
社会に出たらもっと厳しいことがあるからな…強く生きるんだぞ…
終わり