3ヶ月の時を経て、プジョー308CCパドルシフト化をリベンジさせて頂きました。
記事がだいぶ長くなりましたが、よければお付き合い下さいw
さて、前回の作業で判明した『Mレンジの動作に応じた電圧』を参考に、新しい基盤を用意してもらいました。
今回は動作確認用で、基盤自体にボタンがついています。
基盤と車両側の配線をつなぎます。
さて、うまく動くでしょうか…?
車をDレンジにいれて、基盤のボタンを同時に押せばMモードに入るはず。
緊張の一瞬・・・・
ポチッとな
!!!!!!
なんと!すんなりMモードに入るではないですか!!!!!
そのままボタンを片方離すと、それに応じてシフトアップ、シフトダウンするし!!!!
両方のボタンを離すと、Dモードに戻るのです!!!!!
やっと理想の動きをしてくれました
ついにここまできた…
というよりやっとスタートラインに立てたのか…笑
この勢いを止めないように、次はパドルスイッチを基盤に接続し、パドル側で操作できるかを試してみます。
そしてDレンジでパドルを操作してみると…
あれ?うごかない??
配線がうまく繋がっていないのかと思って確認しても問題ないし、、、、
助けて-----------!!
ひらやまさ-----------ん!!!
あえてもう一度説明しよう!
ひらやまさんとは父の友達で電気のしごとをしている物知りさんなのだ!
イメージ(色塗ったw)
もう電気といえばひらやまさんですね。
LINEで友達になってもらったので連絡してすぐ来てもらいましたw
基盤とパドルスイッチ、基盤に付属してもらった配線図ををしげしげと眺め、サーキットテスタで調べるひらやまさん。
ひらやまさん 「わかった!!」
ぼく 「はや!!」
ひらやまさん 「このパドルスイッチはこうでしょ?それでこうこうこうでこうなってここがこうで・・・・」
ぼく 「ほう…(わかってない)」
ひらやまさん 「つまりこれではうごかないよ」
ぼく 「なるほど(なるほどじゃない)」
要するにパドルスイッチに抵抗が入っているせいで動かないんですって。
用意してもらった基盤はパドルスイッチに抵抗が入っていないというのを前提に作ってあるそうで、
その抵抗をなんとかしない限り車が認識する信号電圧にならないのでうまく動作しないのです。
これを解決するには、
A:この抵抗があっても動くように基盤を新しく作ってもらう
B:スイッチを分解して邪魔な抵抗を取り外す
のどちらかですが、
大事な部品を壊してしまうリスクもあるので、プランBはできるだけ避けたいところ。
唯一、藤原モータースのLINE公式アカウントで連絡を頂けるオーナー様と相談し、壊してもいいパドルスイッチがあるのでそれで一度見てみましょうという事になりました。
なぜ2つも持ってはるのかは謎なんですが、すごく助かりました(笑)
(後日、製作者さんに抵抗有りでも動くように追加基盤を作っていただいたのですが、その基盤を使うとタイムラグが発生し、パドルフィーリングが悪くなるそうで、結局この基盤は使わないことになりました。)
早速ふたつ目のパドルスイッチを届けていただいて、分解していきます。
出てきた基盤がこれ。
小さい抵抗が2つ、ついているのが見えるでしょうか・・・?
てっきりニッパーか何かでぶち切っていいのかと思ったら、絶対ダメ!ってひらやまさんに怒られましたw
業務用ドライヤーのようなもので温めてハンダを外すみたいです。
抵抗を外した基盤
外した抵抗(ちっせー!!!)
これをもう一度組み立て、基盤と接続し、動作確認をします。
緊張の一瞬・・・・(2回目)
ポチッとな
!!!!!!
きたきたきたーーー!!!
パドルの操作も同じように動作できました!!
あとは完成形の基盤さえ用意してもらえれば、日本初?もしくは世界初?の308CCへのパドルシフト取り付けが、ついに成功するのではないでしょうか・・・
ということで今回の基盤で出来るのはここまで。
元通り復元して納車させて頂きました!
今日はぐっすり眠れそうです
ではまたw